2015/10/13に、日本商工会議所から追加の発表がありました。
主に2点です。
2016年6月の検定から、
①3級・2級ともに為替手形は出題範囲から除外する
②手形の割引・裏書きの対照勘定法、評価勘定の処理を検定範囲から除外する
というもの。
②の仕訳処理は、化石のような仕訳の話なのでどうでもいい話。
ポイントは①のほう。
結論から言うと、もう2015年11月の検定から出ないと思われます。
3級でも、2級でも。
以下、その理由です。
実はここ1、2年、
「最近、検定で為替手形って3級でも2級でも出てないよね…?」
と噂されてきました。
(実務上も、為替手形はほとんど使われなくなっていますし)
出題側からの意思表示ではないかと言われていました。
そして、その旨が6月のセミナーでも内々に発表され、
それがとうとう、10/13に公式に発表になったわけです。
もう現行試験の残り2回で為替手形を出す事はないでしょう。
税理士試験のサヨナラ論点じゃあるまいし、トレンドから外れるものは日商は出さないでしょう。
というわけで
安心してください!
2015年11月、2016年2月の
日商3級、2級の検定に
為替手形の問題はまず出ません。
勉強しなくていいと思います。
ややこしい論点ですしね。
もし出たら、牛丼おごりますよ。全員に。
(※後日追記。2015年11月実施の141回では3級、2級とも為替手形は出題されませんでした)
◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○
◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○
◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○◆○
ちなみに、2級商業簿記は、以下の論点も、現在、出目が低くなっております。
7コマ…保証債務は出題可能性低し
14コマ…繰延資産は出題可能性低し
20~24コマ…出題可能性低し
34~39コマ…出題可能性低し
3級は売買目的有価証券の期末評価は出ないでしょうが、
大した話ではないですかね。