(※神保町 徳萬殿 は2015/10/10をもって閉店したそうです)
表題の件、営業の堀本氏であります。
氏が徳萬殿でいつも頼むという餃子ライス。
上の写真からは判別しづらいのですが、
普通の大きさの餃子6個に対して、
このようなご飯がでてきます。
徳萬殿では標準となっております爆盛であります。
これは、いわゆるひとつの
”ご飯とおかずのバランスが合っていない状態” であり、
うっかり者であれば、
定食系メニューを頼んでおきながら無計画に食べてる間に
ご飯が余るというようなピンチに陥ることがあります。
しかし、徳萬殿の餃子ライスは、
最初からピンチに陥ってる状態でもってくるんです。
「はい、おまちどぉさま~」とかいいながら。 ガクブルですよ。
爆盛チャーハンや、爆盛定食に闘いを挑む男達のための場所であり、いわば男の中の男を決める天下一武闘会です。
そこで餃子6個だけのメニューが存在しているとか、
しかもそれを頼むとか、意味がわかりまねん。
しかし、堀本氏はニヤリと笑いながら言うんです。
「そのギリギリのバランスを楽しみたいんですよ、俺は。 ・・・あえてね」
堀本氏、危険な男である・・・。いったいどうやって食うんだ・・・
私は観察していました。 そしたら。
上記の白いご飯の上にあるシミにご注目いただきたい。
どうやら、あそこだけ味がするようなんです。
なんか、堀本氏のお箸が行ったり来たりしています。
餃子にお醤油をつける
→餃子が白いご飯の上空へ(武空術)
→お醤油がポタポタたれる
→餃子は皿へもどす
→ご飯だけを食べる
このセコイとしか言いようがない方法を編み出したのは
2010年のことだったといいます。
結局、堀本氏はたった餃子6個で
これを食べきっていました。
堀本純平、危険極まりない男・・・